2009年5月22日金曜日

こんなの…(;´_`;)

21日、午前6時半、電話が鳴る。
「○○川に落ちている子猫が2匹いる。」

現場は、私たちが常に
犬の散歩をしてる最寄りの川

川の両側は、高さがかなりあり
下の方は傾斜になっているけれど
地面に近いところは
1mくらい垂直の断崖。

散歩道の対岸に2匹は居る。
その向こう側は道路になっている。



傾斜の部分と垂直の部分の境目に
2匹の子猫

みゃ〜みゃ〜
子猫は登るすべが判らず
「助けて〜助けて〜登れないよ〜」と。

母親らしきキジトラの猫が
上から覗き込んでいるのが見える
「あがってらっしゃい!」と
祈って見ているのだろう。

何度も跳び上がりトライしている子猫たち
跳んでは、転げ落ちる繰り返し
どうしても登る事ができない…。

こちらの岸から1人が川に降りる…
今まで、母猫のいる上ばかりに
注目していた子猫たち

川への侵入者に警戒し
さ〜っと草むらまで降りて身を隠す1匹

横方向に敵(?)から離れた方向へと
一目散に逃げる1匹
まるごしでは捕獲はできないと感じる。

登る手掛かりになるようなものをと
大きな枝を断崖に立てたりするが
朝の主婦業の為、一旦撤退。

そろそろカラスが子猫を
狙い始めているが…と不安もあり
後ろ髪を引かれながら…。

特に凛ちゃんのママは
仕事の合間に一日中救出活動を。
シーツを吊り下げてみたり…。


数百メーターを母猫の声を真似て
誘導してみたり。

昼に買い物に出たメンバーが
キジトラの母猫が
キジトラ2匹の子猫を連れて
道路を渡るのを目撃。


あぁ、母からも見放されてしまった。

夕方、同じ位置で鳴いているものの
動きが少し緩慢に。

凛ちゃんのパパママが
子猫から両側にかなり離れた位置から
川に降り、少しずつ間合いを狭めて行く。

2人の間を往復しながら
まだ捕まらない子猫
真ん中にもう1人。

ラリーのように3mの距離を
往復する子猫をタイミングを合わせて
わしづかみ。

先ずはキジトラ1匹確保。
暴れる、暴れる。
「絶対はなさへん」
子猫は暴れきったあと失神。

捕獲の為に用意した大きなネットで包み
川を抱いて渡る…途中でまた暴れ出す。
運んで来たキャリーに入れ一段落。

さぁ、もう1匹。
同じ様に夫婦ふたりで両側をかため
往復する子猫をわしづかみ。
もう1匹確保。(ー。ー)フゥ

この子は失神もせずに
暴れ倒したままキャリーに。
すぐ動物病院へ。

キジトラ♀650g
黒♂750g


 ↑ こんなん来ました。
 へろ へろへろ〜 (;@_@)ノ


 ↑ 元気にぷ〜しゃ〜吹いています。(^_^;)



 ↑ 失神するほど一日不安だったんだね。
   捕まったショックも大きかったね。

夜は放心状態で
ケージの網にお顔が潰れる状態のまま
変な格好で寝ていました。

ご飯を入れて、ケージに布を被せて
目を遮っていたら、ちゃんと食べてくれます。
人馴れできるのは、いつ頃でしょうか。

                imoko

2匹兄妹
21日夜、レボリューションによる
ノミ&ダニ、回虫、フィラリア駆除
血液検査 血糖値正常
ウイルス検査 猫エイズ・猫白血病 共に陰性

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