マイコはある日、相談者のところに
舞い込んできた子です。
当時、ガリガリに痩せて怪我をしていました。
相談者によると…
虐待をされたのか野良生活で傷ついたのか…
片方のひげが半分に切られていて
口元も切れて、歯が折れたのか削れたのか
耳も片方ただれた感じ…だと。
相談者は生後半年〜8ヶ月と見た様でした。
たしかに体重は生後4ヶ月並みで
それよりは体長が長いという印象でした。
3月29日の診察で、おそらく事故に遭ったのだろうと。
耳の怪我は腫れ上がり、奥は見通せないが
損傷が鼓膜まで及ぶかどうかは今後の判断。
何かに衝突した時に、歯茎も削れていて
その時の傷が治りかかっている。
脊椎の損傷は現段階では確認できず
あとは風邪と下痢と。
先ずは治療を優先して、後に不妊手術を予定
相談者は譲渡先のアタリをすでに付けて居られました。
↓は4月、ふっくらと体重が乗って来た時のマイコです。
マイコちゃんを治療して、とにかく元気に太ってもらおう!
栄養のあるものをドンドン与えました。
果たして、お顔はまぁるく、からだもまぁるく成長して
可愛いな〜って私もニコニコでした。
ある日、ふっ!と思いました。
なんか太り方がおにぎりみたいな…。あれれ?
…でも、数日私が動かなかったら
ある日子猫を抱いてました。
その朝、マイコはとても甘えん坊でした。
ケージの中から、にゃっ!にゃっ!呼ぶので
膝に抱っこしました。
大きなゴロゴロ…またゴロゴロと上機嫌でした。
そしてケージに戻して、猫部屋を1時間以上
掃除機を掛けていました。
何かを除けようと、掃除機を一瞬とめる度に
ゴロゴロ…ゴロゴロ♪ マイコ上機嫌だな〜(^^)
猫部屋の掃除を終えて、掃除機をしっかり止めました。
ケージの段ボールの中から、微かな…みぃ〜みぃ〜♪
のぞき込んだら、にゃぁ〜=^∇^*=
全て終えたマイコが、飛び出て抱きついてきました。
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実は、どう告白しようかと思いあぐねていました。
猫を保護していて、こどもを産ませてしまうなんて…。
ボランティア活動が駆け出しだと言っても
産道を通らない子は諦めるのが活動の通例です。
たった1.6kgでも子猫じゃないのに
可能性が頭からすっかり抜け落ちてた、おバカですσ(-_-)
「猫まみれ」のご寄付をご持参くださったチバンビさん
ブログにマイコの姿をアップしておられました。
大きな失敗なのかも知れないけど
ちゃんと正直にお知らせしないとな。
26日に撮った、画像の子猫は
15日に産まれた4兄妹です。
お産が終ったマイコが、私の膝でゴロゴロ言ってる時に
「赤ちゃんさわっても怒らない?ちょっと体重量らせてね。」
グレーっぽい子が110g、他の子は105gありました。
そうしている内に、マイコが
赤ちゃんたちを1匹ずつ咥えて
ケージの猫ハウスに戻そうとします。
薄色のサビちゃんだと思います。
黒×茶のダイリュート(希釈)因子の影響で
ブルー(灰色)×クリームになるのかな。
これは男の子です。
茶トラがダイリュート因子で薄まった色目ですかね。
判りにくくて微妙だけど、女の子に見えます。
生後10日くらいなのに
これ、へその緒も乾いてない2日目なんです。
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30日現在、生後15日の子猫たち
母マイコと一緒に
凛ちゃん宅に移動をし隔離保護です。
リボ太のパルボの疑いにともない危険回避
しばらく子どもスタッフも出入りなしにします。
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imoko