2014年8月24日日曜日

軽く15歳超え。

8月18日の夜遅く捕獲器に入ったサビ猫さんを、翌日から預かっています。

元々は、メンバーYoshikoさんが餌やりをしていた子です。
YoshikoさんのTNR活動に関してはコチラ↓


この子はYoshikoさんがTNRを初めて、そう時間が経っていない時にTNRし
餌やりをしながら長い間見守っていました。
その後、この子が産んだ猫たちが先に亡くなっても、更に長生きしていました。

TNRを済ませ寿命を見守ってマナーを守って餌やりを続け、
この餌場に関しては2匹だけになりました。ここ1年くらいは、
若い餌やりさんが世話を始められたこともあり、Yoshikoさんは撤退してました。

その餌やりさんは、美味しい缶詰を開けたり
猫たちのことを心配りして下さっていたのですが、
猫たちが声を出して寄って来ることや、水入れを常時置いていたり、
周辺の会社の方から苦情が出たり…猫の立場が危うくなって来ました。

2匹が共にかなりシニアになったこと、1匹は脚を怪我したようで跛行していたこと、
最近、痩せて来ていることが心配になり、Yoshikoさん家に入れる事にしました。

外で暮らし15年以上、人馴れはしていなくて撫でたり抱っこしたりは出来ません。
しばらく餌やりから遠ざかっていたこともあり、Yoshikoさんに近づきません。

今の餌やりさんの協力を得て捕獲器を掛け、2日目の18日に1匹捕獲できました。
病院で鎮静を掛けて脚を診て頂きましたが、既に固まっており治療は必要ないとのこと。

ノミ・ダニ&回虫駆除のレボリューションをしてもらい、
健診のための血液検査を済ませ、ひとまず預かります。
4週間後に、ウイルス検査のために、再び病院に行って、
その後は、Yoshikoさん宅に移動の予定です。

軽い腎不全とのことで、腎臓の処方食をあげてます。
最初2日間は何も口にしませんでした。
ウェットフードは食べる様になってくれて、5日目にやっと便が出ました。

外で暮らしていた子は、排泄がトイレに定まらない子も居ますし、
閉込められた不安から、数ヶ月夜泣きする子もいます。

ケージに入れたキャリーから全く出て来ないのは、知らない場所で、
初めて会った人に、話しかけられても、怖くてストレスいっぱいでしょうね。


長年、外で暮らしていて、警戒心もあって人が怖い猫さん、
15歳超えてから、家に入るのは、どうなのかな。
家の中が幸せかな? 環境が変わらないのが安心かな?
もちろん、猫さんそれぞれ。
この子にとって、外で疎まれて虐められることから逃れたことが
安心であるようにと祈ります。

残りの1匹は、捕獲開始から1週間、まだ捕まりません。

                        imoko

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

しんどい事ですね。何が猫ちゃんにとって幸せなのか?最善なのか・・・悩みは尽きません。この子たちに寄り添い、表情を見て
経過を見るよりないですね。ご健闘を祈ります!!

imoko さんのコメント...

コメントありがとうございます。

そうなんです。
外に居るから不幸せとは決めつけられないし、
本来は、すぐ家に入れるより、暮らしている環境を快適にする努力が先かと思います。

もちろん人に馴れていて、入れる家が多頭飼育でなければ、
飼猫として幸せになれるのなら、一番良いとは思いますけれど。

15歳を過ぎて、環境が大きく変わる事が、
その猫さんにとって、とてつもなく大きな事になるかも知れませんし。

でも、今日はじめて、この子の歩く姿を見ました。
跛行というより、もう移動が可成り困難でした。

トイレの縁を超えるのが大変なようだったので、
この子にとっては、保護が正しかったのだろうと思う事ができました。

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