2010年秋、猫部屋から巣立って行った
りゅうくん&キャロルちゃん。
動物大好きなパパママと優しい2人のお姉ちゃん
そして猫のケイお姉ちゃんのご家族に恵まれ
楽しい暮らしが始まりました。
2010年8月20日に、近くの公園で
子ども達が見つけてきたりゅうくん
9月7日にウイルス検査して、ケージフリーになった時。
↑この時が6週齢くらいでしょうか。
ご家族からは、季節ごとに近況のお知らせのメールが
可愛い画像と共に送られて来て
それは、抱っこされてたり、一緒にスヤスヤだったり
どんなに愛おしく包み込まれているかを伝えて下さってました。
2012年1月末に頂いたメールに
- りゅうくんが先週から体調が悪いこと
- 色々な検査をして頂いて、FeLV(猫白血病)陽性であったこと
- 一緒に迎えて頂いたキャロルちゃんも同じく感染をしていたこと
- 先住猫のケイちゃんも含めて一度も外に出たことはないこと
と書いて下さっていました。
りゅうくんは2月8日に亡くなったそうです。
リンパ腫からの肺水腫で気管を圧迫され
週に3回通院頂いて、胸水を抜いたり
ステロイドやインターフェロンを投与したり
手を尽くして下さったのですが日に日に弱って来て
立ち上がる事もできなくなって。
先住猫のケイちゃんは、りゅうくんより早く
昨年11月13日に、悪性リンパ種で見送って居られました。
3匹とも完全室内飼いで、外に出た事もないのに
ご家族は、どんなにかショックで悲しく苦しかった事でしょうか。
今はキャロルちゃんは元気そのものだそうです。
ご家族は、キャロルちゃんが発症をしないように
おいしいご飯に定期検査など、様子を見ながら大切にすると
お知らせのメールに書いて下さっていました。
添付下さったりゅうくん画像の
↓タイトルは「天使」とありました…。
ありがとう、天使の…りゅうくん
慈しみ、最期の時まで…これからもずっと
愛して下さるご家族に、ありがとうございます。
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
大人猫を保護した時は、4週間後にウイルス検査すれば
その結果は確定と考えられます。
子猫の場合、その時点では、ウイルスは排出されない状態
その時点では、体内にウイルスは全くないか、
もし微かに持っていても検出はできず
排出もされることはなく他猫に感染させない状態。
生後半年以降のウイルス検査に於いて、結果は確定となります。
子猫を迎えて、既に一度検査をしていれば
生後半年で、再び検査される方は、ごく少数です。
今回、ウイルス検査をすり抜け、最初に陽性になったのは
りゅうくんか、キャロルちゃんか、先住のケイちゃんか、それは判りません。
りゅうくん御家族からお知らせを受けたとき、それは衝撃でした。
白血病発症というショックもあるけれど
検査をすり抜けて陽性→発症という事が、ご家族を苦しめていること。
そして、もしかすると、りゅうくん或はキャロルが
先住のケイちゃんに感染をさせたかも知れない!と。
譲り受けた子猫がウイルス検査で陰性と聞けば
現時点での陰性とはいえ、確定の半年が来るまで先住猫さんと
隔離をするといった事はなさらない方が大部分だろう。
そもそも譲渡を生後半年以降と決めている保護団体もある。
保護中も、子猫は半年が来るまで、同胎の子以外は
全て隔離をするのが良いのかも知れない。
検査時点では感染力はないけれど、保護が長くなる子猫もいるし。
生後半年までは毎月ウイルス検査が必要なのかも知れない。
運が悪い、と済まされることではない。
どうしたら、いいんだろう…imokoのアタマには難しすぎる。
りゅうくんに頂いた宿題、メンバーで考えていかねば。
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆