2011年8月10日水曜日

のらのら子猫の鬼の霍乱?>もも&みよ

ももちゃん&みよちゃんは4ヶ月の子猫です。
吹田の某所で捕獲器に入りました。
警戒心が強く、どうしても捕獲できない母猫の子です。

その母が出産し、子猫の目撃を聞いていました。
母の警戒心が強いことも聞いていたので
「生後6週、おくれても8週齢で保護出来なければ
 子猫を迎えて下さるご家族探しは受けません。」と
そう宣言もしていました。

期限を過ぎて捕まった2姉妹。
捕獲器に手を突っ込み首根っこを捕まえた時
断末魔のような叫びをあげたのは
首に赤いゴムをつけた「みよちゃん」でした。


ももちゃんは捕獲器の奥に逃げた、逃げたけど
固まっていたので、叫ばせずに移動が出来ました。

その後TNR現場では、捕獲器を丸ごと覆った段ボール箱の奥に
洗濯ネットに入れた子猫の「ももちゃん」を入れて
にゃ〜にゃ〜と母を呼ばせて捕まえる試みもしたけど
母は来たものの、捕獲器の周りをグルグル回り
ももちゃんの横を突っつくだけで、入る事はしなかった。

子猫も大きくなると、母も執着が薄くなるのでしょう。
捕獲には、また失敗でした。

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この子たちをどうしよう…とにかく不妊手術そして通常ならリリース。
一般には人馴れの容易な時期は過ぎ、しかも母は生粋の野良猫。
引き離すのが遅すぎた…。

でも保護主さんが、家に既に多くの猫が居て
狭い家に、猫を飼うのに反対の家族がいる。
今すぐには引き取れないけど引っ越しを計画するから…と
ダメ元で、ご家族の募集をしてもらって行き先が無ければ
暫く時間はかかるけど、家に入れると仰いました。

リスクはある。
かみ付きそうな勢いで、プーシャー言うももちゃん。
咬むそぶりはないけど、手に持ったオヤツを与えたら
できるだけ大きな固まりを咥えて
安全な場所まで逃げようとする「みよちゃん」
捕獲した時点では、まるっぽ野良子猫。

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ひととおり検診にも行って
ノミ・ダニ駆虫、検便…ウイルス検査、ワクチン接種…
数日前から食欲が減退、それに、一昨日は便がゆるゆるでした。

昨日、病院で、熱が高くて脱水気味と皮下輸液と
それに抗生剤を入れてもらったりしました。

診察の折には、かならず便を持参するので
「もも&みよ」は今回が検便4回目だと思いますが
初めて、コクシジウムの虫卵が検出されました。
(6匹子猫はうようよ…だったけど、今回は4つとか)

きっと発熱で免疫力が低下して、もともと腸の中に居た
コクシジウムが活動を始め、虫卵を便中に排出したのでしょう。

6匹子猫が駆虫出来たと思ったのも束の間
またコクシ駆除の投薬&消毒が始まります。

それと共に、野良子猫ちゃんたちに
強制給餌が必要です。
熱が出てしんどくて、今はケージを開けても
シャーって威嚇があるだけで、簡単に抱っこできます。

ももちゃんの口をこじ開け
a/d缶を湯でゆるめ、ミルクを足してペーストにしたのを
流し込んだら、ぺちゃぺちゃ食べました。いい感じ。



みよちゃんは、ペーストを舌で押し出して食べません。
でも何とか少し流し込むことができました。

10日からはコクシジウムの駆除が始まります。
野良子猫さんの口をこじ開けて、喉の奥の方に
錠剤を押し込んで飲ませる…。

熱が下がって元気になったら
乱暴を働くと本気咬みされちゃうかも。


動けないのをイイことに、、むりむり食べさせてるけど
元の元気になったら、生傷のたえないimokoになってる…。

ももちゃん♀&みよちゃん♀姉妹4ヶ月/人馴れ訓練中
レボリューションによるノミ・ダニ&回虫駆除済
ウイルス検査:猫エイズ・猫白血病ともに陰性
早期不妊手術済
3種ワクチン接種1回

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