2012年6月24日日曜日

TNR活動から始まった。

コメント欄で、猫の捕獲についてのご相談がありました。
是非お手伝いしたいものの…現時点での、メンバーの事情により
お手伝いが難しくなっています。

特に、現場に伺って援助するということについて、
遠方に出掛けること、まとまった数の捕獲作業を手伝うことについて、
暫くのあいだ、見合わせております。

でも、ご相談は受け付けていますし、これまでの経験から、
なにかアドバイスできる事があればお伝えしたいと思っています。

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★あにまるライフ豊中★は、自治会地域の中の野良猫問題から始まりました。
2004年夏ころに、80軒の地域に、飼い主の居ない猫が40匹くらい、
鳴き声、子猫を産んだ、糞尿の匂い、ノミに咬まれる…
数々の環境被害をツラい困ったと感じる住民が増えました。

そのころ毎夜、毎夜、情熱的な発情期の鳴き喚きが続いていました。
早朝、犬の散歩で出会う方たちの話題も
「昨夜もスゴかったねぇー。ε-(ーдー)ハァ」

「何とかしたい…。」言い出しっぺは代表のMaryさんでした。
地域内に住んでいたricoさんとimokoが手伝うことになりました。

単に猫を減らすことは出来ないが、繁殖制限をして殖えないようにする
不妊手術をすれば、発情期がなくなることで、鳴き喚きが静かになる
メスを取り合う、オスの喧嘩も抑えられる、スプレーも減る
匂いや悪臭の被害も減少する…と、不妊・去勢手術をして元に還す取組を
地域のお宅、一軒一軒を回り説明をしました。

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準備期間から、進捗状況をお知らせする瓦版のようなものを作り
各戸にポスティングしました。

「ねこ通信」というA4×1枚のチラシに過ぎませんが
手術の進み具合、保護した子猫に御家族を得て送り出したなど
お知らせをすることで、地域からの募金を得る事もできました。

その頃は「地域猫を考える会」として活動
手術が終ったあと、獣医師さんから「授乳中よ」と言われれば
その日に、子猫を捜索し保護したり
母猫をリリースする時に、尾行して子猫を保護したり
TNRに付随して、子猫を新しいお家に送り出すことが増えて来ました。
その要領が少し解ったので、近隣の迷い犬や、行き先を失った犬の
御家族を探す機会も、少しずつ増えて来ました。

猫の活動としては、翌年には地域内で子猫が生まれることはなくなり
一応の目標に達し、地域を広げることになりました。

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「★あにまるライフ豊中★」というグループを
2006年7月に立ち上げ、現在メンバーは6名です。
「愛護団体」って言えるような、専従メンバーはなく、一般家庭の主婦が、
余った時間を持ち寄り、できることを協力しています。

現在、地元地域の猫は、当初の40匹弱から10匹程度になっています。
実のところ、オス猫の喧嘩は、まだ頻繁に起こりますが
活動をしていなければ、確実にもっと頻繁に起こったでしょうし
ここ数年は、発情期の猫の声を聞く事もありません。

普通の主婦の集まりで、出来る事はあった、成果が出たと考えています。
近くに、手術をせずに餌だけ与えている人があれば、
なぜ必要なのか説明をして、必ず手術をして欲しい…。

かつての地元地域のように猫からの環境被害で困っている所に、
ご自身の取組としてTNRを始めたい方がおられたとしたら
私たちも先輩ボランティアから指導いただいて、捕獲ができたように、
TNRにまつわる方法を、次の地域に伝えて行きたいと考えました。

その思いで、できるだけ時間と手間を厭わず、主に、代表のMaryさんや
ベテランのYoshikoさん、また凛ママが現場に出掛けていました。

もちろん今も、できるだけ援助したい気持ちはあります。
少し状況が変われば、手伝える範囲も広がる可能性もあります。
今しばらく、捕獲作業の手伝いは、難しいと思われます。

受けられるかどうか保証はありませんが、ご相談は
ブログを下の方までご覧戴いて、メールフォームからお訊ね下さい。

時々、ブログのコメントでお訊ねになることもあるので
公開でお返事した記事をリンクしておきます。

このコメントを書き込んで下さった方からは
その後の連絡はありませんでした。

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一人でコツコツとTNRに取り組んで居られる方も沢山おられますね。
挫けずに頑張って居られる方は偉いと思います。

箕面の「カラス条例」が可決される時に取材した
メンバーのYosikoさんの取組を、聞き取った時の記事

継続は力なんですね〜。

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★あにまるライフ豊中★のブログを「TNR」で検索したら、
昔懐かし、ちゃっく、のっく、ろっく兄弟の画像がありました。

子猫は、生後5〜8週齢なら原則的に保護ですが
警戒心の強い、生粋の野良母猫の子は
幼くても、人間への警戒心を既に学んでいます。
この大きさは、今のハートっ子たちと、ひとまわり大きいだけ
それでも、人馴れには、ほぼ手遅れだったのでしょう。

3歳3ヶ月になった今も、一番慣れているキジトラ「のっく」でさえ
抱っこしてもキャリーに入れることは難しく…一気に保護猫が3匹増加でした。(^_^;)

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常に、子猫の引取の相談があります。

今、ricoさんとウチに合わせて5匹の子猫がいます。
先日から立て続けに子猫の引取依頼もありましたが、お断りせざるを得ませんでした。
送り出す力があれば、保護もできるけれど…。
特に、汗ばむような季節になると、猫が恋しい気持ちは減少するようです。
そのまま居残る可能性のある猫を、引取るのは無理です。

つい1ヶ月前、imoko猫部屋の猫は20匹でした。
これ以上の保護は、保護部屋崩壊になります。


あぁ、最近TNRも子猫の引取も見合わせることが増えて
自分たちの力の無さに情けない思いをすることが多いです。

言い訳のオンパレードにしか見えない〜アップするのやめようかな。

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