2014年4月26日土曜日

外来生物とか帰化種とか。

ハッピーの散歩で、毎朝とおる池を、ふと見ると
甲羅干しをしているカメが10数匹居ました。


ちょうど通りかかった近所の方とお話していて、
「以前は、クサガメとかニホンイシガメが居たんだけど、
 最近は、耳の赤いのばかりよ。」って。

アカミミガメは、幼い時にはミドリ色。そう「ミドリガメ」
ペットとして飼育されていたものが、棄てられたものなんでしょうね。

大きくなって来て、飼育できなくなった。
でも、殺すのは可哀想…と池に逃がされた子たち。
その内、日本のカメは絶滅に追いやられるのでしょうか。


その池の縁には「キショウブ」が咲き始めました。
これも、ヨーロッパ〜西アジア原産。
観賞用として輸入して、それが野生化しているのですね〜。

絶滅危惧種のカキツバタを駆逐する恐れがあるとか。

散歩道の松林でも、トゲのあるワルナスビが爆発的に殖えていたりするけれど、
ハルジオンやヒメジオンのように、もう日本中に咲いてる馴染みのある花すら外来種。

とは言え、彩ちゃんたちの散歩する松林のタンポポは、まだ多くが関西タンポポなのに
どんどん西洋の種類が多くなって来た。

悲しいことだけど、
徹底的に排除するのも、どうなのかなぁと考えてしまう。

・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

ここ数年気になってる植物があって、
家の近所のコンクリートの隙間に生えているものは、積極的に抜いて来た。

「ナガミヒナゲシ」 ↓この花の実(芥子坊主)は細長い。



コンクリートによって、土壌がアルカリ化した場所に爆発的に殖えている。

<ナガミヒナゲシは、一つの実に平均1600粒の種子を持ち、
一個体から最大で約15万粒の種子が生産されます。>

「ナガミヒナゲシはアロレパシー活性が強く、雑草化リスクが大きいので、
 広がらないようにする必要があります。」 だそうです。

アレロパシーとは

ある植物が作る化学物質が、他の植物・微生物・昆虫・動物などに、
直接または間接的になんらかの作用を及ぼす現象。


とても可愛らしい花なので、切り花にしてお家に飾り、
実がなってたら摘み取って、今はハッピーのウンチと一緒に処分しちゃいます。

imokoの通った後には、雑草も生えない!?

                    imoko

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