2013年7月8日月曜日

琴ちゃんの赤い糸は…?

琴ちゃん散歩のときの笑顔です。

「いつでも里親 D87829」に掲載をしてから、いくつかお問い合わせを頂戴しています。
でも、お試しまで繋がるご家族は、今の所ありません。

ご家族募集サイトには、あまり厳しいことは書いていませんが
柴犬ともうしますか、和犬は洋犬とは違う難しさがあると思います。

この画像は、昨日の夕方の散歩です。
ちゃおパパに遊んでもらい、撫でて貰いご機嫌でした。

可愛いんです。でも困ったところも色々あります。


ここ最近の、琴ちゃんへのお問い合わせに、 imokoがお返事した中から…。

・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

琴は、引取った最初は肉球がまっくろでフワフワでした。
おそらく散歩の経験がないまま推定8歳までを暮らし
そういう環境で育った和犬…と想像頂くとお分かりかも知れませんが
順応性の低い犬に育っております。

もともと柴犬というのは、家族が好きなあまり、他の人とまで
仲良くしたいという気分が希薄です。
また散歩での犬との出会いという経験が少なかった為に
他の犬への許容も小さい子でした。

保護から1年余り経過し、少しずつ犬との出会い方、接し方
慣れて来た面もありますが、とにかく和犬のご経験があり
理解下さってるご家族に琴をお願いしたいと考えております。

ご飯を食べている間は、餌皿を守って手を出すと危ないとか
撫でている間に他の犬が来たら、遠ざけようと威嚇するなど
の色々な注意事項もあります。

・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

これまでの生い立ちからの社会性のなさ、社交性も不足。
そういう物だと理解してつきあうならば、私には可愛いだけです。

私自身、和犬を知っている訳ではなく、この1年の保護のうちで
2回咬み付かれ、驚きました。でも彼女なりの理由はあったようです。

1度目は、目の前のシェパードが、大好きなボール遊びを
ずっとずっと続けているうちに、目がランランとしてきて
興奮の度が過ぎ…自分でも何が何だか判らないときに、私が
綱を引っ張ったので、首への刺激がきっかけでカプッ!
本当は、よく観察していれば、咬まれなくて済んだことです。

犬も猫も、本当に怖がりです。洋犬は猟をするために教えられる人と
実際、猟に使う人が違うので、誰の言う事も聞くように品種が作られて来ました。

和犬は、その人が育てて躾をし猟に使う伝統から、他の人に
従う種には、なっていないのだと思います。家族が好きなあまり
外の人にも犬にも警戒心を持ってしまう。特に琴は、犬に触れて
来なかったために、どんな犬でも怖い、近づいて欲しいくない。

うちの、ぼ~っとしたゴールデンレトリバーにも最初のころは
咬み付こうとしたのですが、毎朝、毎夕散歩に出ている内に
あまりのボケかげんに安心したようでした。

保護宅のシェパードには恐れを持っていて、近づかれる度に
恐怖を感じるし、怖いから唸り遠ざけようとして、シェパードは
反感を持ち…と悪循環になりました。そういうストレスを
与えない環境に送り出したいと思っています。

・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

なんか長くなりました。2軒へのメール返信から部分抜粋。

わたしは琴がワガママだとは思っていないのです。

好きな人は大好きで、撫でて貰ってる時には、可愛く甘えます。
こんな時には、誰にも傍に寄って欲しくない!

近づく犬にはウーって言うし、それを無視して真っ直ぐくれば咬みつく。
唸らずに咬む子とは違って、ちゃんと「来ないで」って言っています。

琴をちゃんと感じて、理解して下さる方に、琴をお願いしたいのです。
よく観察すれば、何を怖がっているのかわかるんです。



本当の家族が、見つかりますように。

                        imoko

0 件のコメント:

☆アクセスカウンター☆

アクセスカウンター