2011年2月25日金曜日

たばこ屋さんの「ソノンちゃん」の足跡。

1月に近況をお知らせして頂いた「ソノンちゃん」
今では立派に、たばこ屋さんの看板犬をつとめてるそうです。

ブログには初出なので、卒業生なのだけど、こちらに。

いまでは、お父さんと握手なんかして仲良しで
散歩もお父さんと行ってるというソノンちゃんですが
保護中を知ってるわたしたち(特に凛ママ)には
この目で見ないと信じられないような変わりよう…。


その、ソノンちゃんのお話を…
「*その1* P助とベルちゃん」

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ソノンちゃんは、奈良の斑鳩で保護されました。
何故ちいさな豊中の団体が奈良の保護の犬を?というと
★あにまるライフ豊中★から子猫ちゃんを
貰って下さったご家族の息子さんの婚約者が
そのちゃんの発見者でした。優子さんと仰る方です。

野犬の保護には、どの団体も慎重で
保護先を探す事は、とても難しいことでした。
優子さんは野生の犬のリハビリをしている団体を
webで見つけ相談されましたが
「最短で1年、平均で2〜3年
難しければ、それ以上の年月が必要」という回答。

わたしたちは素人グループだし
手に負えるかどうか不安ながらも
優子さんの熱意から努力をしてみようと思いました。

もし、そのちゃん(優子さんの命名)が
いきなり人に危害を加えるような性質でない時は
メンバーで懸命にお世話をしよう。

そして一生を幸せに過ごせるご家庭を
時間を掛けても見つけたい…。

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そんな、そのちゃん発見された時は、小犬を連れていました。
優子さんはその前晩、ドイツのティアハイムについて調べていて
殺処分のないことを素晴らしいと感じて
眠りについた翌朝のことだったそうです。

犬の散歩に行って、いつもと違う道を行きたがる愛犬
気の向くまま歩いていて、住宅地を少し外れ…
物置のような場所でそのちゃんと子犬たちを見つけました。

小犬の保護だけでも大変な苦労があったようです。
2匹お預かりして、送り出した子たち。
左がP助、右がベルちゃん


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2007年の2月3日に
P助とベルちゃんを預かった当時犬舎は子犬だらけでした。
同じ月齢の子6匹と触れ合い、そこに人に慣れた頼れる成犬が
教育係として居たことも含め、良い環境だったと思います。


↑右端の子は、生後3ヶ月半で河川敷で保護した
5姉妹小犬の「茶々さん」今は京都で町家暮しです。


ベルちゃんは、少々シャイでした。
ホームレスのリヤカーを牽いてた犬
クロ改めナナちゃんが、しっかり守っています。



P助:他の子がおやつを貰ったのに
 ボクだけ抱っこされて貰いに行けないじゃないか!
 おばちゃん、お話ばかりで気付かないの?!暴れてます。
 ↓じたばたP助

ベルちゃん:お姉ちゃんがたよりなの…。

騒ぐと、ナナちゃんが、しっかりと叱っていました。
ナナちゃんは、緑内障の持病を持っていました
一生目薬が手放せないナナちゃんでしたが
温かいご家族を得て、京都で暮しています。

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楽しいお散歩の毎日を経て、P助くんは枚方に巣立ちました。


お散歩仲間だった、河川敷の5姉妹のマリちゃん
同じく枚方市へ。


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そして5月に、昨日去勢を終えたよ!と
お里帰りをしてくれた時のP助くん。


ベルちゃんも、枚方市に迎えて頂きました。
お姉ちゃんにベッタリの写真もらいました。


どちらのお家も、賢い犬だと仰ってます。

さて…お母さん犬の保護まで至りませんでした。
近いうちに続編を書きます。

                  imoko

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