昨年の8月1日、キジトラのっちゃん（本名は能ちゃん）虹の橋のたもとに。

のっちゃん可愛くて優しくて、遠慮しぃな女の子でした。

猫部屋にごろんとしていると、私の背中や後ろ頭にスリスリ

甘えてくるんだけど振り返ったら逃げちゃう。

 

新入猫がやってくると心が波立つのか

すぐ風邪引き涙目になってしまう。

 

いちど部屋に入った途端、頭の上から爪出し猫パンチされた。

次の瞬間に美味しいご飯を出す形になってしまったら

翌日からずっと、私の足音が聞こえると

入り口のちょうど頭の上に待機するようになって

なぜか嬉しそうに爪出し猫パンチ、それから暫く続いたな。

 

 

ブラッシングが大好きで、のっちゃんご飯の時には他の子たちに遠慮ばかりなのに

ブラシが出てくると、梳いて〜なでて〜♪

 

キジトラのっくは、のっちゃんのナイトだった。

ブラッシングの時は、大抵のっくが一番乗り、のっちゃんが２番だった。

 

 

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のっちゃんは写真キジの右側の子優しくて控えめ。
誰にも怖がられず特に新入りの成猫はのっちゃんがケージ近くに来るとスリスリする。猫にはわかる何かがあるんだろうな。

通院したことがない訳じゃない。
風邪ひいた、ワクチンの時、普段静かな猫なのに一度診察台から逃げたら壁を走り機器の裏側に。 pic.twitter.com/Vxq0hAotIS

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 16, 2021

日に日に食欲が減ってくる。むりやり捕まえて通院した方がいいのか…。
健康缶パウチ　オーラルケアかつお細かめフレークをパクパク食べたので、喜んですぐ箱買いした。
注文して部屋に入ったら全部吐いてた。

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 18, 2021

夜のご飯タイム、パウチ３種くらい少しずつ食べてくれた。昨日まで食欲なかったのに、輸液すると違う。それでも元気でいるために私が怖いことをするというの、のっちゃんにとってどうなのか…迷う。

昼、丁度ケージにいて扉をしめて輸液の準備した。背中に針を刺し液を流した途端ビックリして跳ねた。 pic.twitter.com/N3vk5HAdwp

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 20, 2021

猫ボラ足掛け18年。なんか、最初の頃は一所懸命輸液したけど、猫本人のしんどいゾーンを緩い傾斜で長く経験するだけやんって思って…。もうお迎えが近いなって思ったら急激に悪くなってもお母さんが守ってくれる大好き抱っこして辛いけどその時を迎えるって、そんな方がいいかなと思うようになってる。

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 20, 2021

今日、リョウくんの注射の日のっちゃんも捕まえた。
ネットに入れた瞬間から悲鳴、キャリーの中で泣き声しばらくして唸り。いつも健気で控えめなのっちゃんがパニックの坂を登ってる。
診察台ではキャリーを出す時から少しクッションあるケットで包み洗濯ネットから脚1本だけ出して採血。

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 23, 2021

我慢しきれず一昨日、昨日と250mlずつ輸液した。
何も食べない、強制給餌までしない。
穏やかな呼吸で部屋のお気に入りの数カ所を移動しつつトイレは立っていく。
さっき輸液始めたけど初めて逃げた。キッパリやめよう。
猫ってその時が近づくと床の冷たいところに行くね。 pic.twitter.com/op254yZ7fg

— いも子 (@imoko_toyonaka) June 29, 2021

お気に入りの場所にアルミ板を2箇所敷いた。
まえから体調崩すと涙目になるのっちゃん、目を拭ってやりたいけど、それからも逃げそう。
拭いたところで、見えないかも。 pic.twitter.com/lF1NDkJ8IW

— いも子 (@imoko_toyonaka) July 3, 2021

上のツイからそのままケージで並んでる。

ずっと仲良し。過去記事2014年3月17日
★あにまるライフ豊中★: そんな狭いとこに。＞のっちゃん＆のっくhttps://t.co/DmaqykOke3 pic.twitter.com/Yujbq3jpZW

— いも子 (@imoko_toyonaka) July 3, 2021

さっき床にいたと思ったら、また押入れの上の段。
平べったい身体になってしまった「のっちゃん」
もう写真撮れないわ。
いつも思うけど、その時に近づいている猫さんの瞳っていつもの色じゃない。透明度の高い海のエメラルドグリーンみたい。眼圧の関係なのかな。 pic.twitter.com/fo4U0q3HFf

— いも子 (@imoko_toyonaka) July 19, 2021

食べなくなってから４週間、生命力が強いと言うのか、今朝もケージ２階まで飛んでた。
もう写真も取れないわって言ったけど、薄っぺらい体になってもみすぼらしくはない。

のっちゃんもしかして薄くなって少しずつ透明になって猫仙人になってそばにいてくれるの？ pic.twitter.com/wHjSGhMh0K

— いも子 (@imoko_toyonaka) July 25, 2021

骨の輪郭がわかるくらいになったけど、まだ香箱。
目は見えてないかも知れないけど、私には一応すり〜っと挨拶してくれる。
ごめんね、こんなに頑張れるんだったら、もっと若い時からトレーニングしてたら投薬できて輸液して長寿だったかも知れないのに。 pic.twitter.com/dbwA2sp7CO

— いも子 (@imoko_toyonaka) July 29, 2021

昨日の夜、たくさん水を飲んでいる姿をみた。
その後の香箱が凛々しくてずっと見つめた。
もう魂はうつしよとかくりよを行き来してるのかもしれないと思った。

— いも子 (@imoko_toyonaka) August 1, 2021

どの別れ方がよかったのかわかりません。私がちゃんとしてれば長寿を全うしたのだろうと思う一方。
こんなにゆっくりとした見送りも今までなかった。少なくとも陸で溺れさせるような苦しみはまるでなかった。
見守る中、夢を見てるような時間もあって、いっぱい話しかけてうたって祈って見送れました。

— いも子 (@imoko_toyonaka) August 1, 2021

 

 

私のブラッシング店はいつも繁盛してて猫に人気〜！って思ってたけど

のっちゃんがいなくなってから誰も来なくなったのよ。

 

のっちゃんがとても気持ちよさそうに梳いて〜撫でて〜！って

頭すりすり、尻尾の付け根をぐっとあげて甘えてくれてた姿をみて

るり子ちゃん、みうちゃんが次は私ねって待っててくれてたみたい。

あれから閑古鳥が鳴いてて、 みんなの居場所に出張ブラッシングしてるの。

みんなみんなのっちゃんが好きだったね。

ありがとうね。

 

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