日本では、1956年が最後で、狂犬病は発生していません
imokoも生まれる前のこと。
もう狂犬病予防接種なんて、要らないのでは? っと
簡単に考えてはいけないのです。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
狂犬病は、人間を含む、全ての哺乳類に感染します。
感染している哺乳類に咬まれたり、傷口や粘膜を舐められる事で
唾液から感染します。
発症すると治療法はなく、最終的には神経症状に苦しみ抜いて
ほぼ100%死亡するそうです。
毎年、世界中で五万五千人の死者を出しています。
日本と同様50年以上、狂犬病が発生していなかった台湾で、
2014年7月までにイタチアナグマ388頭のほか、
アジアジャコウネズミ1頭、犬1頭に狂犬病の発生が確認されました。↓
*「台湾からOIEへの狂犬病報告|台湾の流行は海外からの侵入ではなく土着していた」
ウイルスの遺伝子情報から
何十年も前から台湾の野生動物の間で
狂犬病の流行があったことが示唆されていると聞きます。↓
*台湾で、イタチアナグマから分離された密かに循環してきた狂犬病ウイルスの分子学的特徴
もし国内で、狂犬病が発生した時の事を考えると、
犬を中心とした地域動物の、70%に免疫があれば
拡散しないと考えられています。
一方、日本は、狂犬病予防接種の実施率は、低下傾向にあり
登録していない犬を含めた飼犬全体の40%程度とも言われます。
もっと、狂犬病を正しく怖がった方が良いと思っています。
日本でも、例えばアライグマが、イタチが…(わからないけど)
野生動物に、すでに感染が広がっていないとも限りません。
インドネシアのバリ島では、
2008年に狂犬病が発生し、政府はすぐに犬の大量殺処分を始めました。
↓
佐藤克先生のFB— いも子 (@imoko_toyonaka) 2016年3月16日
日本で狂犬病が再興しないために バリ島の狂犬病流行に学ぶhttps://t.co/8TS36PAjzl
バリ島は2013年狂犬病撲滅目前でしたが2014年から再拡大
日本が今後も清浄状態を維持するためには pic.twitter.com/Os35Y4uXYt
もちろん、哺乳類である猫も感染します。
猫は狂犬病ウイルスに感染し、狂犬病を発症します。発症した猫は90%以上が狂躁型といって攻撃性が高まるタイプとなり、人や他の動物を襲うようになります。威嚇することもなく突然飛びかかって咬みついたり引っかいたりするので大変危険です。 https://t.co/w6VXZrcJC2— いも子 (@imoko_toyonaka) 2016年3月4日
わたしたちの家族である動物を守るため、
もちろん、ひとが危険に陥らないようにも、
飼犬の狂犬病予防接種を必ず受けるようにしましょう。
もちろん、集合注射でなく、掛り付けの病院で接種頂くのもアリ。
日頃お世話になって、愛犬の状態をよく知って下さっている先生に
体調をチェック頂いて、予防接種して頂くのが一番良いと思います。
彩ちゃんが、車に乗れない、知らない建物に入る事ができない
そんな状態なので、散歩がてらの集合注射を選択しています。
今日の先生は、城之内動物病院からいらっしゃっていました。
*先生が「ブログに顔出しでいいよ!」と。(*^_^*)
いくじなしMaryさんとimokoはかくれんぼ、失礼します。(^^ゞ imoko
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