
今、★あにまるライフ豊中★のプロフィールの画像になっているマミィについての文章を「動物法ニュース」22号に寄稿しました。
22号は、他にも
譲渡に頑張っておられる熊本・愛媛・愛知などの動物行政や愛護センターの取り組み、センターを訪問された方のお話。ボランティア活動や詐欺の事例、現場の状況をありありと読み取らせて頂く事ができました。
許可を頂き寄稿した文章をこちらにも数回に分けて掲載します。
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動物管理センターからの奇跡の生還
〜強運な母犬マミィの話〜
毎日、散歩する保護犬の名は「マミィ」。感情豊かなメス犬です。定刻に犬舎に近づくと、足音で気づいて甘え声で呼び始めます、「お散歩!お散歩!」。たまたま朝寝坊した時などは、「ねぇ遅かったんじゃない?」鼻を鳴らして抗議することもあります。リードを付ける時には、賢くお座りです。「よし、行くよ!」彼女は大きな耳を後ろにたたんで、全身で喜んで跳ねます。踊る様な軽い足取りでお散歩開始です。
■まさに「土壇場」での出産
マミィが私どもの犬舎に現れたのは二月、辛く苦しい経験を経て、怯えて疲れきった表情の大型犬でした。犬管理指導所に昨年十二月に収容された雑種のメス犬。そのマミィは、処分の直前に恐怖の余りに産気づいたのか四匹の子犬を産みました。指導所の職員さん達は子犬の命を助けようと決めました。子犬には譲渡を待っている方が何人かいるのです。でも放浪犬として捕獲され処分が決定していた母犬には、子犬の離乳までのほんの僅かな命の猶予を与えられたにすぎません。
地下の暗い部屋で子育ての間、目の前の犬たちは次々と処分室へと流れて行きます。機械が動く音、ガス処分される犬たちの悲鳴を聞き続け、恐怖に震えたに違い有りません。
そして夕刻、人影が消えてあたりが静まると、今日一日の命があった事に安堵する…そうした日々だったのではないでしょうか。
そんな窮地の中、必死に子犬を守りお乳を与え、育て続けている母犬マミィの姿を見て、心を打たれた犬管理指導所の方や動物愛護活動をされている方々の尽力があり、幾つもの偶然と幸運が奇跡的に重なって、マミィは子犬と共に再び地上に還って来る事ができたのです。
(その2へつづく)
マミィ♀推定5〜6歳/20kg
不妊手術済み、
犬8種ワクチン2回接種済み、狂犬病予防接種済み
フィラリア陽性・治療中