2017年1月12日木曜日

小型犬19匹レスキューのつづき。

1月14日追記:現場には元々小型犬19頭、猫2頭がいました。
★あにまるライフ豊中★に7匹を引き取りました。

本日14日に現場を訪れたボランティアさん
犬12頭に加えて猫1頭を引き取って下さったと伺いました。
元々現場に居た猫2頭の内、推定13歳の猫は、娘さんとも関わりも深く
一緒に暮らし最後まで面倒をみたいというご希望で、
若い1頭の猫は、今日のレスキューで保護されました。

・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

10日にアップした記事
に対して、
「ブログに転載しました。」「わたしで良ければ預かりをしますよ。」
「大変なレスキュー頑張って下さい。」などなど、色々と応援を頂戴しています。
皆さんが、この子たちについて親身になって下さって感謝いっぱいです。 

僅か数名の、ちょいボラとしか言えないようなグループでも
皆さんの大きな応援を受けているのだなぁと、しみじみ感じて居ります。

また「個人ボランティアさんという事ですが、状態が余りにもヒドイのでは?」
「これは多頭崩壊としか言えないですよね?」
などなど、疑問を感じるご意見なども寄せられています。

本当のところは、よく判りません。
…と申しますかブログに書いてあるのはimokoが聞いた範囲です。 

飼主のご主人から相談された先輩ボランティアさんから、この件を依頼された際に
そのお家の事や犬たちに関してimokoが伺った事情、
現場に行って見聞きして来た、私どもの代表Maryさんの話、
車を運転して現場で犬たちを運んだり、テキパキと動いて掃除まで頑張って下さった
ガンバ兄妹子猫たちの保護主Sさんのご報告から記事にしました。


飼主の女性がご自分でボランティアと考えて居られ、組織に属していないから
「個人ボランティアさん」と書きました。
亡くなる直前まで甲斐甲斐しくお世話をしていたかと訊ねられたら、
「この状態を見れば、3週間で悪化したとは思えない」仰るとおりでしょう。
以前から既に体調が悪くなったのか
行き届いたお世話はできていなかったのだろうと、想像はできます。

ただ、私共は人ごととは思って居てはならないのだろうと。imokoの猫部屋には、
概ね10匹以上は常に滞在しており、朝、昼、晩、夜中にお世話をするものの、
おそらく3ヶ月ご飯をやるだけで、それ以外を放置したら
普通のお家では5年掃除していないような状態になる事請け合い。 

今、犬舎にこの小型犬たちが居て、朝、散歩前にトイレを掃除し
犬舎を雑巾がけしても、散歩を終え帰って来れば、ほぼ元通りになってます。
この6、7匹くらいでも、見る度に周辺が(→o←)ゞあちゃー!の状態です。

この子たちは不運に出会って、居場所がなくなり
亡くなった女性に引き取られて、次の幸せに出会う事なく、今ここに居る。
この子たちが来て思う事は、力が及ばないのに能力以上に犬を集めた事
満たされない物を、自分を慕ってくれる犬を家に入れることで埋めようとした事
そうして、犬が犠牲になっていた。
どのくらい続いていたのか判らないけど、虐待と言えるだろう。

それは依存症とも言える精神状態ではなかっただろうか?
タバコでもアルコールでも、ギャンブルでも、1人では止められないと聞く
この「困ったボランティアさん」は、
自覚のあるなしは判らないけど「自分が困っていた。」 
どこにでも、ありそうな、外からは判らない動物の虐待。

今は「もっと早く見つけていれば」とか言っていても仕方ないと思う。
「四十九日を終えてみれば、全部亡くなってた。」とか
「奥さんが亡くなり、家人が全て保健所に持ち込んだらしいよ。」とか
そうじゃなくて良かったと。今までも命が消えたかも知れないけど
今いる子たちが皆、温かい家族に迎えて頂けますようにと、コツコツやるしかないです。

そして、こういった外からは判らない虐待が、今後起こらないような
システム作りを、構築する必要があるかなっと思います。


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さて、一番始めに書く事だったかも知れませんが、
現場に残る小型犬12匹は、14日の土曜日に、全頭レスキューされます。
この子たちをご覧になり、残る子たちを含めてご心配下さっている
動物おもいの皆さん、ありがとうございます。

この件の情報を聞き、私共より元気なボランティアさんたちから
「うち10匹までなら保護可能!」とか
「残り全部引き受けますよ。」と、温かい手が差し伸べられました。

もともと小型犬のご家族から、直接に電話を受けた先輩ボランティアさんは、
現場の状態の報告を受け、狭い場所で叫んでいる子たちの姿を目にして
ココからスグに救い出さなければ…と胸が痛くなったと仰いました。
 ★あにまるライフ豊中★だけでは時間が掛かる。

「健診を受けてワクチン、駆虫、シャンプーし、問題があるなら改善し
一時預かり宅に届け犬舎の枠をあけてから次の引き出しに掛かる」という
段取りを待てないとのことです。

先輩ボランティアさんが直接連絡を受けて話し合った結果、
かあたん。の呼び掛けで他のボランティアさんと
直接、現場に出向いてレスキューに入って頂く事になったそうです。

現場を訪ねた日、★あにまるライフ豊中★代表は、スグに全頭はムリと考え、
ギュウギュウ詰めで、食べそびれたり踏みつけられたりしそうな
元気がなかったり弱そうな子から助けようと
それしかできなかったと言っていました。 それは正しいと思います。

うちには、一挙に全て救う力はありませんでした。
19頭レスキューは、2グループ共同で、というカタチではなくて
先輩ボランティアさん決裁で、★あにまるライフ豊中★が7頭
かあたん。の呼び掛けで他のボランティアさんが
犬12頭犬12頭と猫1頭の別個のレスキューになります。

引き続き、小型犬たちを見守って頂きたくお願い致します。
また、犬12頭犬12頭と猫1頭の件についても、こちらに伝わって来る事があれば
ブログを通じてお知らせをしたいと思っています。

                                 imoko

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