白猫シドくんの足取り。

白猫シドくんは、お盆のお墓参りで見失って以来、

明日で４週間になるところでした。

捜索を初めて以来、白あるいは白っぽい猫の目撃情報を数カ所頂き、

西泉丘、寺内、二ノ切、千里南町をポイントに起きながら、

シドくん家族、しっぽの会のＳさん中心にメンバーの方々、

服部緑地周辺で猫を愛する皆さん、★あにまるライフ豊中★の凛ママ

捜索を続けていました。

今日、吹田市の某動物病院の入院ケージで発見→保護する事ができました。

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８月１６日、シドくんが逸走した地点は、

服部霊園の東南部。↓

猫は、犬の様にいきなり長距離を走ったりせず、

とにかく警戒して身を隠し、お腹が減って移動を始めると言われますので、

基本は同心円状に捜索しチラシ配布＋目撃情報を頂いたところを重点的に聞き込む

を平行して探して行きます。

下のマップは、２００mの目盛りで、同心円を描いています。

身を隠しているところから、例えば、強い猫に追い払われて駆けるなどもありますから、

必ず近くに居るとは限りません。

でも、凛ママは、迷子犬ミミの苦い経験もあり、

今、踏ん張れば見つけられる、どうしても見つけてあげたいという強い想いもあり、

仕事の合間、家事を後回しにしても、チラシの配布をし続けていたと思います。

保護までの詳しい状況を、imokoは飲み込めていないので、

以下、凛ママからのお知らせを借り、報告いたします。

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凛ママより：

9月11日、20年以上服部緑地公園で

TNR活動をやり続けておられるKさんは

公園南端の駐車場で餌やり活動をしている時に

人慣れをした綺麗な白猫が寄って来ので、

知り合いの方にキャリーを持って来てもらい直ぐに保護、

その日に去勢手術を行い、

いつもなら桜カットを耳に施すが、余りにも慣れているし、

綺麗で若いから直ぐに里親さんがみつかる事を想定して

耳カットはしませんでした。

Kさんはシド君の事は何も知らなかった為そのまま入院、

今朝たまたまその獣医さんに私がいつもお世話になってある方が診察に行き、

「アレ？シド君？」
名前を呼ぶと「ぎゃー！」と鳴いたので、即私に連絡が入り

私は飼い主さんに連絡をし、S獣医さんへGo！

そしてご対面。

それはそれは感動的な対面でした。
あれ？犬？と思うほど飼い主さんに抱きつき顔を舐めていました。

顔はまん丸のままですが体はかなり痩せ、

自慢の尻尾は真っ黒に汚れていました。
この度このような偶然が重なり、奇跡が舞い降りて来ました事は

皆様の思いが通じたからと感謝の気持ちが溢れるばかりです。
ありがとうございました。

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シドくん逸走地点から、保護地点までの歩きのルート。

真っ直ぐ行ったとは限りませんが、直線距離で８００mでした。

シドくんは、推定６週齢の時に、会社の倉庫で発見され、

パパママの元に来ました。

そして、またパパママの絶対捜すという強い気持ち、

捜索にご協力下さった皆さんの懸命な想いのおかげで、

パパママの元に還って来る事ができました。

２度も命を助けられたシドくん、

今後は、今まで以上に私たち家族が、しーくんをきちんと護って所存ですと

みなさんにお礼を述べて居られました。

今は、ふた周り痩せて小さくなったシドくん

元気はないものの、お家でご飯を食べて、フミフミしているそうですよ。

捜索にお世話になった皆さん、保護の後、

また、ポスター掲示をして下さったお店などに、報告に伺ったり

心がけて下さった、猫の餌やりなどの皆さんにお電話を入れたり、

あと、一通りお仕事が残っています。

ひとまず、今日のご報告ここまでとさせて頂きます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　imoko