2025年5月11日日曜日

愛しいチェリーさん


スコティッシュのチェリーさんが
2025年(令和7年) 4月19日夜中

13歳の生涯を終えて穏やかに虹の橋に向かいました


数時間前にご飯を食べておしっこもうんちもして。
流動食しか食べられなかったけど、亡くなる前にポロンポロンと固まりになったご飯を2つお口から出していました。
その後は、何にも口から出さなくてきれいなきれいなチェリーさんでした。




長い間、下痢に悩まされしんどい日々を送っていましたが、ご飯をグレインフリーにしてサプリも飲んでやっといいうんちが出るようになって喜んでいました。
しぱらく前から、体重が減って食べても増えずやせていました。




ドライアイで一生目薬生活になったり、右目が悪くなり1年以上病院通いしたり、よくがんばってくれました。可愛い可愛いチェリーさんでした😊
今まで、ありがとう(^人^)

rico

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜


ここからimokoです。

2017年5月、個人の猫ボランティアさんから相談を受けました。
3ヶ月の家賃滞納、翌月に家を明け渡さなければならないというお家に、猫が13匹、犬が2匹いるのだと。
当時のブログ記事がコチラ🔽(タイトルからリンクしています)

2017年5月9日火曜日

#スコティッシュ 9匹のご家族募集。 #大阪


引き取った猫たちの体調を整えるのにとてもとても長い日にちが必要でした。全員がひどい水下痢、お腹の中に原虫が見つかりました。成猫でのジアルジアとかトリコモナスで酷い下痢が長期間治らないという状況は経験が他にありませんでした。(成猫だと本来は原虫をもっていても症状が軽いことが多いです。)

ご家族募集に関しては、人気の品種であるスコテッシュで受け入れ希望のご家族が多数ありましたが、腸の不調の他にも問題もあり、譲渡できずに居残った子が半数、チェリーちゃんはその1頭でした。

チェリーさんは2021年からドライアイで点眼が大変で1日に3種類、2〜3時間おきというのが続いたり、2年前には円錐角膜になったこともありました。rico娘さんの協力もあっただろうけれど、3年以上も頻回の点眼を続けるのは大変なこと。
保護猫9匹のそれぞれが、特別なケアを必要としていて、本当に息つくヒマもなかっただろうと思います。

お腹もなかなか良くならなかった。原虫も抑えても再燃した。
先生からは腸内バイオームのフードを勧められたけれど、食べてくれない。
色々と試行錯誤の結果、合うフードを見つけつらさもかなり改善されていました。

でもricoさんからは苦労話など出ません。ご家族全員がチェリーちゃんを大好きでいつも名前を呼んで愛しているのだと。

imokoの決断で引き取ってしまった子たちでしたが、チェリーさんはricoさん家で暮らせて幸せだったねって本当に思います。

チェリーさん虹の橋のたもとで、また仲良しさんに会えているといいね。
ricoちゃんとrico家族さんたち、ありがとうございました。

                        imoko


2025年4月19日土曜日

たびちゃん元気に暮らしています。

昨年11月から凛ママのお家の子になった「たびちゃん」
幾度かラインで近況のお知らせを貰っていたのに
ブログアップをサボっていたimokoです。

昨日、たびちゃんポスターの前で話をしている
中学生男子3人を見かけました。
「たびちゃんはお家の子になったんだよ…。」

5ヶ月経った今も立ち止まってポスターを読んで下さったり
一度通り過ぎたのに戻ってきて読んでくださる方もおられるのです。

たびちゃんのことを気にかけている方がたくさんおられること
改めて思い出しました。…ということで近況を。

凛ママ:タビは相変わらず、食欲旺盛です。
一度にたくさん食べるとぜーんぶ戻してしまうので
とにかく家にいるときはちょこちょこあげています。

カリカリはいつも少し入れておくようにしていますが
ペースト状の物が大好きなのでどうしてもの時には
カリカリッと音がするほどパクついています。
それでも太っている感じはなく
我が家へ来た頃より少し大きくなったように思うくらいです。

夜は私のぺちゃんこの枕の横に
同じくらいのフカッとしたクッションの上で寝ています。

冬は24度で24時間エアコンで過ごし
ここ1週間やっとエアコンを止めました。
マンションなので人間は半袖で過ごせる程度の温度です。

写真がなかなか送れなかったのは
冬はどうしても洗濯物を家の中に干していたり
乾いた洗濯物が山積みだったりと生活感満載でしたので
さすがに写真は出せないなと。

そんなこんなでゴールデンウィークには
また**町へ(たびちゃんが住んでいた町名)
一度連れて行けたらなと思っています。


その場で動画を撮ってもらい送ってくれました。
そうこうしている内に、たびちゃん寝落ち。↓



imoko:かわいい、枕も独り占め。
凛ママ:枕好きです😊

凛ママ:前の爪はどうにか切らせてくれるのですが
後ろ足がダメなんです。
だから夜中歩いたらすぐわかります。

imoko:爪をしまうのが下手になるお年頃。

凛ママ:ゴマは歩いてもほとんど音が聞こえないのですが
タビはおばあちゃん歩きの音です。


凛ママ:やっぱり太ったね。
imoko:たびちゃんのんびり幸せだね。
うちの子たちはせせこましくてかわいそう。
まぁみな仲良しだからいいけど。



imoko:起きた。
凛ママ:聞こえてるわ。
ゴマとは相変わらず仲が悪いよ。



imoko:ただ歩くだけで可愛いよ。
凛ママ:私がご飯をあげないと主人に言いつけに行き
母の部屋に行って訴えるし、賢い子です。
imoko:そのくらい賢かったから、外でうまくやってたのかな。
凛ママ:うますぎるぐらいうまくやってたと思います。
かなり気が強く賢い。

*午後8時くらいから11時までラインでした話から
 たびちゃん関連部分を抜粋しました。
 とりとめもないお話しでごめんなさいです。
 そういう訳で(?)今後とも
 たびちゃんを見守っていただけると嬉しく思います。

                   imoko

2024年12月31日火曜日

よいお年をお迎えください。




凛ママ:今朝のタビちゃんです♪寝ている時間が長いので、お掃除前でしたが撮影しました。ゴマちゃんとの直接対決も減り、仲良くはないですが「もうめんどくさいわ」って感じです。よく食べ!よくだし!よく寝ます。前ご近所の方々に一年のご挨拶とさせて頂きます。



タビ:「よいお年をお迎えください。」

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

ずいぶん前に原稿を貰ってたけど、バタバタで大晦日になってしまってごめんなさーい。

みなさま良いお年をお迎えください。

                     imoko


2024年12月10日火曜日

ノミ・マダニ対策。>たびちゃん

お薬が嫌だったのか?とてもブルーなタビちゃんです😝



ricoさんより、以前の投薬から1ヶ月と言うことでお薬を頂きました。
(*1ヶ月前の薬剤はフロントラインプラスでした)

                  凛ママ

2024年12月7日土曜日

枕を上手に使えます。>たびちゃん


ricoさんから頂いた枕を今日は上手に使ってくれています💤




いつもはこんな感じ。😅




                   凛ママ

2024年12月6日金曜日

タビもゴマも冬になり丸々しています。

凛ママ:すっかり家猫生活で夜中はほぼ起きていないようです。朝はご飯を食べてたくさんお水を飲んだらまた寝ます😂午後もご飯ご飯ちょっと動いてまた寝ているようです。夜は少し元気でゴマと会えばブイブイ威嚇しています。お父さんに撫でられ、お兄ちゃんにヨシヨシされている時はフニャ可愛猫になっているのが笑っちゃいます😂😆


ゴマは上に上がれば安全だってわかっているのでちょっと賢くなりました。

2024年12月5日木曜日

タビとゴマの戦いはいつ終わるのでしょうか?

〜凛ママのラインより〜
たびちゃんは毛布を卒業して
なぜかこのツルツルがお気に入り。



たびちゃん、自分が新入りなのに
ごまちゃんを見つけると威嚇するとか。
ごまちゃんは追いかけられて
こちらに↓避難します。


タビとゴマの戦いはいつ終わるのでしょうか?

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

ricoさんから見せて貰った画像。


たびちゃんをお外で保護した日に、それまでいつも可愛がって下さったFさんのカメラロールはずっとずっとたびちゃんが並んでいるのを見ました。
Fさんがプリントして下さったそうです。

                         imoko

2024年11月25日月曜日

動くところがなかなか撮れません😭>たびちゃん



動画にしても動く様子が撮影できないそうです。
たびちゃんの代わりに撮影者の凛ママが動いてますね。


たびちゃんケージを大きくして貰っていますね。
広くなったケージを素通り、スノコの上のお布団で寝ています。まったく自由なたびちゃん☺️

たびちゃんは2007年に捕獲して+不妊化手術+元の場所に(Trap,Neuter,Return)頭文字をとってTNRした猫さん。
当時、子猫とは言えないけど1歳未満、姉妹で捨てられたと思われる2匹の内の1匹でした。よく似た姉妹、同じキジ白猫。

近所のご家族が1匹をお家に迎えて下さいました。
ぎんちゃんと名づけられ大切に暮らしその後この町から引っ越されました。
先日ぎんちゃんご家族からricoさんにメッセージが届き、ブログでたびちゃんを見つけて下さったとのこと。
たびちゃんがお家に入れて貰ったことを喜んで下さったと聞きました。

たびちゃんは地域の皆さんや昔ここに縁のあった皆さん、本当に多くの皆さんが気にかけて下さっていたのだなぁ改めて感じました。家猫になってもらうの遅すぎた。でも今が一番早いと思い直して、これからぬくぬく暮らして貰いましょう。

              imoko

ラスボスはたびちゃんだった⁉️

 11月13日
凛ママ:30分のお部屋お散歩タイムで
見つけたのはスノコの下😅


imoko:これスノコなの?
凛ママ:私の寝床😅


imoko:その下、いい感じに落ち着きそう。
凛ママ:夏は涼しいと思うよ。


凛ママ:こう言うところ好きよね。
imoko:いいねぇ。体ちいさければ、そこに入りたい。

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

11月25日



凛ママ:タビちゃんが一番⭐️
ずっと自分のお布団だった場所は
とうとうタビちゃんの場所になり
**(凛ママ)のスノコは40㎝カット。
大きなケージにチェンジ!
ここを削るしかなかった( ; ; )
寝る場所を失ったゴマはタビのケージへ。
力関係ってすごいね。
ラスボスは**町のタビちゃんだったのですの巻。

2024年11月19日火曜日

直ぐに寝るタビちゃん💤三連発‼️


imoko:人のベッド?
凛ママ:私の敷布団を畳んだやつの上。
    今日はおかげで干せなかった。

imoko:たびちゃんの動画、閲覧数すごいよ。
凛ママ:そうなの?
imoko:凛ママ宅についてすぐのヤツ480回再生
    手足が可愛いってやつ150回
凛ママ:おーーーー!
    すごい👍起きたらまた撮ろう



imoko:ブログも毎日見てますとか、コメントくださった方も。
凛ママ:有り難い、うれしいな😊




imoko:1週間で700名くらいの方がブログを見てくださってる。
凛ママ:
午前中はウロウロしたり爪研ぎしたり結構起きてるのね。
仕事へ行く時にケージに入れて行くんだけど、母が何度も見に来て死んでるんじゃないかと心配になるくらい起きなくて、私が帰ってご飯も終わった頃に起きて、主人に撫でられたり、もちろん食べたりするんだけど、またこうやって寝ちゃうのよ。
11時ごろに夜食をあげて少し歩いて、夜中はケージでまた寝るの。😂
朝は5:30頃一度起きて、またねはるのよ。😅
ゴマよりは睡眠時間が若干多いと思います。

2024年11月16日土曜日

今朝のお部屋散歩🏠

今朝のお部屋散歩
タビちゃんの足先は世界一可愛い❤️


                凛ママ

2024年11月13日水曜日

たびちゃん18歳・ごまちゃん14歳

たびちゃんフリースの感触がお気に入りで
フミフミしてゴロゴロ喉を鳴らしながら
赤ちゃんのように眠ります。


 
右に見えるサビねこさんは先住猫ごまちゃん(14歳♀)


imoko:ごまちゃんの天下が危うい。
凛ママ:たびちゃんの大人対応。
imoko:14歳まだまだひよっこね。
凛ママ:ガキンチョなんだから。
imoko:ごまちゃんは永遠の甘えっ子だよね。
ママ独り占めしたいの。

先住猫ごまちゃんは3歳半の時に保護されました。
その時の記事が  ↓タイトルからリンクしてます。

2014年2月7日金曜日

独ぼっちだった「ごまちゃん」


本当に甘えっ子のごまちゃん保護当初から抱っこ猫です。
凛ママ宅に移動したのはいつだったかな。

↓タイトルからリンクしてます。

2014年2月27日木曜日 

これは、どっちが幸せなの?>ごまちゃん


★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

大人猫さんが同居するのは簡単なことじゃありません。
出会い頭に喧嘩なんてことになれば、それ以降簡単には仲良しにはなれない事が多いです。

猫は元々単独行動の動物なので、見知らぬ猫には警戒します。
親子でさえも巣立ったのち再びあえば喧嘩になることも。
同居の際は徐々に接近させるようにします。

大人猫を家に入れる時はまずは新入りさんをケージ暮らしにします。
多くの場合、ケージごと布で覆ってしまいます。
たびちゃんは許容が大きい子なので、視線を遮らなくても怖がらないので、凛ママはそこまでしていないのだと思います。

閉じ込めるように見えますが、新入り猫にとっても安全な場所に自分の匂いが充満して安心できます。
そして安心な場所から人間の暮らしや他の猫たちを観察します。

また先住猫にとってもケージ内の相手のことを観察して怖さが減ってから、まず人がいる場所で対面するようにします。喧嘩しそうなら対面中止です。

たびちゃんは外暮らしの間にもノミ駆除をしています。
今回も8日に薬を投与していますが、検便もウイルス検査もまだです。
そう言った意味からもいきなり一緒に過ごせません。

現時点では、ごまちゃんがおばあちゃんの部屋で眠っている時に、たびちゃんはケージから出して貰っているとのこと。
ずっとケージだと脚が弱りそうで心配なんだって。
                    imoko

2024年11月12日火曜日

今日の朝ごはん。>たびちゃん

<6時半>
おはようございます。
たびちゃんは夜中起きることなく熟睡してくれました。
おしっこもして、お水もたくさん減っていたので一安心です。

朝は缶詰半分とチュールを食べました。
夜中用のカリカリは食べていなかったので
お腹が空いていたのだと思います。
ご飯を食べてからまたお水を飲んだので、これまた一安心。

ゴマ(先住猫14歳♀)は
相変わらず冷ややかな目で見ていますが
ある意味一目置いているような感じもします。

今日は朝から研修ですが、お昼前後2時間家に帰って様子をみます。
この分なら食と睡眠は安心かと思います。


                凛ママ

2024年11月11日月曜日

お家に入ったたびちゃん。

<11時半>
凛ママのお家に到着してすぐ。
ひとまず犬用ケージを準備いただいて様子を見て下さっています。


猫は縦横無尽に動く動物だから上の段が欲しいよねーってことで
棚を入れるかハンモック入れるか…ひとまず椅子をプラス。

たびちゃんは外にいる時によくバイクの座席に乗ってたんですよね。
「バイクの椅子を見立てて…」と凛ママ


<12時半>
凛ママ:でもみんな大好き新聞トイレが一番いいみたい。
    おさまりがいいみたい。
imoko:みんあそこで寝るよねぇ。
凛ママ:何にも勝る。




imoko:外から保護した子、新聞紙トイレで寝て
    ベッドにおしっこする子多いよね。



凛ママ:寝る方を布かけてみました。
imoko:いいかも。
    **宅から保護した子たち
    1週間以上寝床トイレ逆転現象が起きたよ。
    仕方ないからトイレの砂を重いヤツに替えたら
    トイレだって覚えて
    覚えてしまえば新聞紙でも大丈夫だった。
凛ママ:砂も準備しました。
    おしっこしないようなら変えてみます。

<15時半>



凛ママ:(椅子の上に寝たことを)
    *さん(今朝まで居たお家の)のバイクを
    思い出しちゃったのかな

<18時半>
凛ママ:ご飯もいっぱい食べ、またまたトイレで寝ています。

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

たびちゃん大変な1日でした。
でも落ち着いています。やっぱり大物だよね。

                      imoko

地域猫たびちゃん室内飼育に。

タビちゃんは地域のアイドル猫さんです。
これまでも何度かブログに登場しています。

少しだけ紹介しますね。


2009年10月21日水曜日 ↓タイトルからリンクしてます。

のんびり暮らす地域の子。>たびちゃん


2014年4月28日月曜日 ↓タイトルからリンクしてます。


地域の猫さんたちが望まれない繁殖をしないように
捕獲してTrap+不妊化手術をしてNeuter+元の場所に戻すReturn
頭文字を取ってTNR活動をしてきました。

もともと地域の猫が減って世話できる数になれば
室内飼育にしたいと考えてはいました。
でも多くの猫たちを保護して家族を見つけ送り出すなかに
どうしても居残ってしまう猫さんがいます。
例えば持病がある、怪我の後遺症などで世話に手間がいる
保護時点で高齢だった、人馴れしていない。

たびちゃんを室内に入れたいというのは
数年前から繰り返し話し合っていましたが
ricoさん家もimoko家も多頭飼育でこれ以上手が足りない。
この度、★あにまるライフ豊中★を卒業した凛ママから
たびちゃんを家に迎えたいと申し出がありお願いしました。

決めたら早速実行!
今日の午前11時にたびちゃんを迎えに行き周辺にポスター掲示。


保護の見守りに出てきて下さった皆さんのスマホの中身
スクロールしてもしても、たびちゃんだらけ。
これまで外で気ままに暮らしてた
たびちゃんが少なくとも最初はケージの中で暮らすので
心配している方が沢山おられます。

ずっとブログ無精になってますが、凛ママから画像が頂いて
お家の中のたびちゃんの様子をお伝えしていきますね。

とりあえず、次の記事で少しだけ初日の様子を。

                       imoko







2023年11月4日土曜日

楽しい13年ありがとう彩ちゃん。


彩ちゃんが犬舎にやってきたのは、2010年8月24日。
 
発見から1年半追跡して、ファミリーの他の子が捕まっても
どうしても捕まえられない最後の1匹でした。

ある日、鉄板で蓋のしてある側溝の下に潜り込んでいた時に
麻酔を掛け、捕獲棒で首を締め付けて捕まえた。
引きずり出した野犬のお腹の下には6匹の赤ちゃんを守っていた。
 
 

 

過去ブログ2010年8月25日リンク➡️ 生まれたて。

 
彩ちゃんの姉妹の詩野ちゃんが保護されたのは2009年2月下旬。
2kgにも満たない小さな2ヶ月齢、その時に同胎の兄弟がいることが判明。
子犬5匹を含むファミリー8匹をなんとかしたいと
reikoさんからの相談があっての捕獲への取り組みでした。
 


捕獲したい子たちが野犬であること
犬たちの居場所への捕獲交渉も必要になること
壁が幾つもありましたが
色んな機関との調整で捕獲が実現しました。
 
彩ちゃん以前に捕獲できた犬たちは
 ★あにまるライフ豊中★では手に余る「野犬の人馴れリハビリ」のために
ハッピーハウスさんのお世話になっていました。
 


 
 
母犬らしき犬は怪我をして、そのうち姿がみえなくなり
彩ちゃんだけが残されました。 
 
犬舎では人に咬みつく事故や犬との喧嘩が起きないように
最初は大型ケージを連結して二部屋ある居場所を作り
出来る限り長く人の姿が見えるようにして過ごしました。 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子犬たちは人間が大好きに成長していったのですが
彩ちゃんは野良猫がまるで居ないかのように隠れるのと同じで
大きな身体ですっかり気配を消し隠れてしまいます。 

彩ちゃんが安心できるための人との距離が遠すぎる。
子犬たちを譲渡した後の不妊手術の際
麻酔の掛かっている内にハーネスを着けても
目覚めると秒殺で噛み切ってしまいました。
 
裏庭の野犬の時期があり、また庭に渡した6mワイヤーから
ワイヤーリードを繋いでいた時期もあり…ハーネスを着ける練習も経て
1年掛かってやっと散歩に出かけることができました。
 

過去ブログ2011年8月9日リンク➡️ 彩ちゃんの昨日&今日。

 
それでも何とか受け入れ先はないか?人と一緒に安心して暮らし
楽しい時間を持てるようになれればと思いつつ何年も過ごしました。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
彩ちゃんに私だけの家族を見つけてあげることはできなかった。
子供スタッフたちとは、お友達のよう。
まるで女子トークしてるみたいに一緒に寝そべって
彩ちゃんは匍匐前進で近づいて甘えてみたり
そんなみんなを見ているのが好きでした。
 
子供スタッフたちがカメラを構えても身構えない彩ちゃん
散歩後に読み込む画像には、こんなアップの画像があったよ(この上下の2枚)
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
散歩は大変だったよ。
野で生きるために小動物を狩っていたのだろうか
猫を見つけると何メートルか一瞬で跳んだり
跳躍の先が小型犬の喉元だったり
自転車が怖いと瞬間に法面を3mくらい駆け下りたり
特に男性がダメだったけど、犬もダメだった。
川の土手に犬と私が迂回するために
草刈機を使って道を作ったり
何年か掛けて怯えることが徐々に減り、
顔見知りの人が増えてオヤツをねだるようになったり。

本当に可愛い彩ちゃんだった。
犬舎を訪ねると、ついさっきまで土掘りしているお鼻だったり
年数を経るごとに、散歩の時間が楽しそう。
ねぇねぇ言うこと聞いてよ!ってマウンティングしてみたり
ついでにお尻をつまむように噛んだり。
 
 
去年の夏頃から、歩く姿が不自然になった。
獣医さんに往診頂いて、鍼治療をして頂いたりもした。
その頃には、お尻の辺りをつねっても痛さが感じられないらしかった。
歩けなくなるのかなぁ〜と、彩ちゃん介護が来るのかなと漠然と思っていた。
 
今年の春、狂犬病予防接種の際に、血液検査をしていただいた。
BUN>140mg/dL,CRE 3.89mg/dL, IP 13mg/dL, K 5.4mEg/L
腎疾患で、その日から毎日の皮下輸液500ml 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9月の終わり頃から急に食欲が落ちてきた。
階段を降りることが難しくなった。
散歩の途中で、足の返りができなくなり足の甲を地面についてしまう。

出来る限り土の地面を歩いて、匂いを嗅いで進みたいし
坂道や階段を避けてカートに乗って、いつもの散歩道にでかけるように。






10月に入ると、食べられるものがドンドン減っていく。
柔らかいものしか噛めなくなった。
10月半ばになると、大好きだった焼き芋に見向きもしなくなった。 



介護胴着を一日着けていて、敷地内で徘徊が始まる。
散歩でも真っすぐ進まず、 ぐるぐる回転する。

「ぐる活」が始まった。と言ってたんだけど…
 


 
一日一日歩けなくなり、身体を支えることができなくなった。
腎不全からの尿毒もあって吐き気も辛いんだろうな。
それでも、この次の日も介護胴着の持ち手を両手で持って
人間かカニ歩きして松の根元から根元へ移動すると
彩ちゃんは幹の匂いをしっかり嗅いで…クンクンクンクン
一所懸命においを取るから散歩には出たいんだなぁって。
 
10月28日の夕方はカートに乗せて出掛けたものの
口の中の色が白っぽくて貧血だからカートから降ろさなかった。
横たわったまま、オヤツに小さなムースの缶詰を開けると
匂いを感じて、彩ちゃん起き上がって体勢を立て直した。
モグモグ…ほんの三口くらい食べると、くたびれた〜と寝てしまった。 

彩ちゃん、その日の夜19時13分
虹の橋のたもとに旅立って行きました。
 
 
 
これから、秋明菊やコスモスをみると
きっと思い出すのは彩ちゃん。 
毎日楽しかったね、ありがとうね。
 
                            imoko

☆アクセスカウンター☆

アクセスカウンター