前の記事でricoさんが書いてくれてる子猫ちゃん、今日病院に。
猫大好きなワンちゃんが来てて、とにかくぺろぺろ。
引き離しても、またぺろぺろ。
白血病の検査のみ先にして頂いた。
…というのは、猫白血病ウイルス(FeLV)については
生後間もなく…の方が正確な結果が得られるのでは?と
半月ほど前にお聞かせ頂いたから。
簡易キットで検査をするのに、0.1ml採れたら良いので、赤ちゃんでも大丈夫。
それは、獣医師仲間で話をしていた中で聞いたはなし。
南大阪の動物病院のお嬢ちゃんが生後30日くらいの子猫を家族にしたらしい。
先生が即FeLVの検査をしたらハッキリと陽性が出た。その翌月からは陰性が続く。
そういった状態を、陰転とか言うけれど、実際には骨髄に押さえ込まれたことで
血液の中に抗原が検出されない状態になるだけ。
成猫になり、健康で居る間はウイルスも陰を潜めているだろうけれど、
将来ひとたび免疫が下がってウイルスが動けば、これまで陰性の姿をしていても
白血病の発症という可能性もあるのだと。
身体のどこかにウイルスを抑え込んだ状態でも、
ずっと健康優良児で居たら発症とは縁がないと思う。
今はなりを潜めていても、どこかにウイルスが居るかどうかは
本当に幼い時にしか判らないのだと。
ウイルスが排出される様になれば、他の猫への感染もありうると。
南大阪の子猫を迎えたお家の先生は、他の猫全員に白血病の予防接種をしたという。
早期の検査をするなら、FeLVのウイルス陽性の割合は、これまでより高くでるだろう。
先生のお話では、完璧な陰性か、そうでないか、この時期なら判るよと。
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ウイルスのこと、検査での結果などについては、
活動を始めて10年で、いろいろな情報に接した。
猫のウイルスの研究も調べ尽くされているものでもなく
どんどんと情報が変わって行く。
いま掛かっている病院は2人体制の病院で、お一人はウイルス学がご専門。
先生方から提言頂いたことなので、
今後は、猫白血病(FeLV)の検査はできるなら月齢1ヶ月以内の方針に。
猫エイズ(FIV)については従来通り子猫は2月齢に検査します。
感染をしたと思われるときからウイルスが殖えて
「ウイルス血症」の状態になるのに時間が掛かるから
せめて4週程度たたなければ検査しても無駄になる。
産道で、母乳から、など感染したとして、今の時期なら感染してても結果見かけの陰性。
成猫なら、保護から少なくとも4週間以降で検査。
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さて、子にゃんこ、今日ricoさんが考えて仮の名「タオ♪くん」となりました。
10月16日保護(142g)程なく目が開いたことから、10月上旬生まれ。
体重が376g。歯も生えて来た。
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6月24日に保護した「てとて♪」
この時、約2ヶ月齢で、タオ♪くんの今と同じ体重でした。
この診察は、imokoが行ったのですが、メンバーへの報告メールのタイトルが「てと弟」
腸内細菌叢の状態が悪かったとかで、おっぱい貰っていても吸収が難しかったのかも。
ここから、どんどん栄養付けて、いまは2kgを大きく超えたらしい。
同じ日の朝、保護された紅ちゃんと一緒に10月31日に不妊手術をしてもらいました。
「てとて♪」にゃんと、女の子でした。
↓ この大きさで性別を間違えるはずがない!
わたし「てとっち♪と何から何までそっくり〜♡」という思い込みで
その場で性別を確認してなかったみたいです。
紅ちゃんとともに、2kgを超えて大きく成長しているという今の姿は、
その内ricoさんがアップしてくれることでしょう。
imoko