7月に、ricoさん家に
「おおとら」「ことら」が居ることを紹介しました。
☆彡とらさん(おおとら)は、メンバーのYoshikoさんの保護猫でしたが
ricoさん家に移って来ました。
昨年の秋くらいだったかな。
腎不全で皮下輸液する子が多くなって来たから、一遍にしちゃおうって
一日おきにricoさん家で、輸液タイムにしていました。
優しいおじいちゃん「とらさん」
誰もが傍に居ると優しい気持ちになれました。
☆彡「ことら」は、豊中市内の多頭飼育の女性が、外でご飯を与えて居た子でした。
全部で12匹引取をしたのが2008年の6月16日。
大人の猫たちが、巣立って行き、最後に残ったのが「ことら」です。
甘えん坊で小心者で、保護部屋のメンバーが変わると体調を崩すし
ストレスが高いのか、粗相も幾度もあり、可愛い困ったちゃんでした。
何より、脱走名人だったことで、問題になり
昨年5月からricoさん家にお願いをしました。
ricoさん家では、数匹うまく行かない子が居て、
時々虐められると逃げて来て、ricoさんの出窓とか
ガスコンロの上とか、電子レンジの裏とか…避難場所がたくさんありました。
猫と何かと、うまくいかない「ことら」さえ「とらさん」には寄り添った。
「ちゃお」もね。
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「とらさん」は6月末から、ガクッと食べられなくなりました。
どんどん痩せて行く「とらさん」に、ricoさんは献身的なお世話をしてました。
8月半ばからは、ricoさんが5分姿を見せないと
「とらさん」は「お母しゃ〜ん、どこ〜?」って捜すようになりました。
「とらさん」が子猫に邪魔されず、ricoさんに甘えられるように
居場所は玄関ホール。
8月25日に「とらさん」が亡くなるまで、
ricoさんは、夜は玄関の板の間に寝る日々でした。
ある時は、ricoさんを追いかけて
とてもジャンプできないような、階段のフェンスを飛び越えて
2階にあるお風呂場まで捜しに来たり…。
ricoさんは「とらさん」が食べた、食べられない…その話ばかりしてて
その間、何よりも「とらさん」と過ごし、
「とらさん」思う存分甘えて、安心して旅立ったことと思います。
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そして、今朝「ことら」も逝ってしまいました。
歯肉炎が酷くて、奥歯の根っこが見えている状態だったこと
腎不全が急激に進んで、尿毒で吐気も酷かった。
こんなに突然とは思っていなくて…おそらく6歳になったばかりでした。
Yoshikoさん家に8ヶ月、imoko部屋に3年8ヶ月
腎不全になってからは、ずっとricoさんに細やかにお世話頂いた。
誰よりもお膝が好きで、
部屋に入ると「ことら」が乗って来て、なんにも出来な〜い。が嬉しい悲鳴だった。
ちゃおとも仲良しで、毛繕いもしてくれてた「ことら」
初対面のお客さんが来られると、シャイな子ばかりの中で
ひとりおもてなししてた「ことら」
でも、腕白が過ぎて、嬉しくなるとカミカミ&ケリケリするので
なかなか家族に迎えて下さるお家がなくて。
鬼瓦みたいな顔?
キバも出てるけど、ほんと可愛くて。
ふにゃ〜と甘える姿が、浮かんで来ます。
ricoさんが「オシッコがニオワナイ」って気づいて
腎不全は、早期発見だったのにな…。
どんなに頑強にガードしても、imoko猫部屋から、他の部屋に
何度も何度も脱走成功して、私を驚かせた「ことら」は
今回も、あっという間に、見事に脱走をしちゃいました。
虹の橋に「とらさん」が待ってるね。
imoko