2018年10月26日金曜日

「フェノトリン」と「ペルメトリン」の猫への危険性

市販のノミダニ駆除の商品について
Twitterで注意喚起されていて、恐ろしいことだと思いましたので紹介します。


こちらのツイの画像部分、Amazonからスクショしてきました。
〈画像をクリックすると中身が読めます。〉





ノミを駆除してあげたかっただけなのに
副作用で亡くなることも、なんて悲しい。


「子猫のへや」さんのページから転載します。

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猫のノミ取り商品に含まれる「フェノトリン」の危険性について





 ノミ取りシャンプーやスポット薬のラベルに「フェノトリン」と
いう成分が記載されている場合、猫に用いるのはいささか危険かも
しれません(2016.6.1/日本)。






詳細

 「フェノトリン」(Phenothrin)はピレスロイド系殺虫剤の一種で、動物のノミやダニ、
および人間の疥癬、アタマジラミの駆除などに用いられます。しかし詳しく調べてみると、
この成分は猫に危害を加えたという「前科」があるようです。副作用の具体的な内容として
は皮膚のかゆみ、脱毛、流涎(よだれ)、震え、痙攣などがあり、中には死亡例も含まれて
いたと言います。以下は簡単な経緯です。 


 2000年5月、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)はペット用品メーカー「Hartz Mountain Corporation」が販売している2商品に関する副作用レポートを受け取り始める。2001年3月、その数が一向に減る気配を見せず数千件に及んだたため、EPAはいよいよ原因の調査に乗り出した。販売元、獣医師、副作用が出たペットの飼い主などへ聞き取り調査したところ、スポット式商品に含まれる「フェノトリン」と呼ばれる成分を、猫が誤ってなめてしまうことが副作用の原因である可能性が浮上してきた。
 事態を重く見たEPAは2002年、「Hartz」に対して改善命令を出し、同社は流通している商品の回収、再包装、適正ラベルへの張り替え、危険性に関する警告チラシの配布、ウェブでの呼びかけ、ダイレクトメールキャンペーン、ペット用品店や獣医師への情報開示といった予防策に奔走することとなった。Hartz Recalls 2 Flea and Tick Products
 このように決して安全とはいえない「フェノトリン」ですが、日本国内で流通している商
品のラベルを見てみると、なぜか軒並みこの成分が含まれています。例えば以下はシャン
プーです。


ノミ取りシャンプーの成分
*ジョイペット  
 【商品名】ダニとノミ取り リンスインシャンプー 犬猫用 
 【有効成分】フェノトリン*画像は元記事にはありません

 
*ハーツ  
 【商品名】ノミとりケアシャンプー 犬猫用 アロマソープの香り 
 【有効成分】フェノトリン  
 
*ハッピーペット  
 【商品名】薬用マダニ・ノミとりリンスインシャンプー 犬猫用
  【有効成分】フェノトリン



アメリカの「国立殺虫剤情報センター」(NPIC)が公開しているフェノトリンに関する情報によると、「特に猫はd-フェノトリンに対する感受性が高いと考えられる。神経毒症状
としては、スポット式商品を使用した後の震え、過剰な流涎、発作などが報告されている。
結果として2005年、d-フェノトリンを含む猫用商品は全て撤廃された」とあります(→出典)。
また「ペット中毒ホットライン」は、フェノトリンを含むピレスロイド系
薬品が猫に危険であると警告しています(→出典)。日本のメーカーは、
一体どのようなデータを根拠に安全と判断し、フェノトリンを含んだ商品
を犬猫兼用にしているのでしょうか?  

メーカーの言い分は「動物医薬品として農林水産省で認可された成分である」というもの
です。一方、農林水産省は「メーカーが規定通りの検査法で安全性をチェックしている」と
言い張っています。結局、成分の安全性に関して具体的にどのような検査が行われたのかに
ついては、メーカー側の「知的財産」というブラックボックスの中に隠されたままなので
す。

 さまざまなデータから考えると、「フェノトリン」を有効成分として含んでいるノミ取
り剤を猫に使うのは最善策ではないと言わざるを得ません。特に猫は自分の被毛を舐める
という習性を持っているため、経皮的に吸収された時よりも強い毒性を発揮してしまいま
す。アメリカにおいて犬よりも猫における中毒症例が圧倒的に多かったのはそのためでしょ
う。

 猫のノミ取り対策をする際は、前科がある成分を避けたほうが無難だと思われます。ポイ
ントは「フェノトリン」のほか、猫に対する毒性が強いことで知られる「ペルメトリン」
が含まれていないことをしっかりと確認することです。また犬と猫が同居している家庭に
おいては、犬に用いるノミ・ダニ商品に上記2成分が含まれていないことを事前に確認した
方がよいでしょう。その他、含有成分が不安な場合は、農林水産省が公開している副作用
データベースをご活用ください。  
副作用情報データベース


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 転載ココまで(画像以外)◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

猫の保護活動をしていると、猫を見つけて最初にすることはノミ・ダニ駆除です。
普段は当たり前のほうに病院に行って、レボリューションとかアドボケートなどを
先生に処方いただきます。
 そういった薬剤が使えないほど幼い子については、フロントラインスプレーを使ったり
健康優良児のような子なら丁寧に洗ってノミの卵まで洗い流したりしています。 

ホームセンターに行くことのあまりない私は、市販のノミダニ駆除の商品をあまり
知りませんでした。
ネットで探してみたらフェノトリンを含む商品たくさんありました。





そして「ペルメトリン」もピレスロイド系。
除虫菊由来の有効成分の総称で、一般的な哺乳類、鳥類には毒性が低いけれど
猫はこれをを分解する能力が低いため中毒を起こしやすい。
犬用としてフォートレオン、ダーナムライン、デュオラインに使われているが
あくまで犬用なので、絶対に猫に流用をしないようにしてください。



駆除薬は用量用法をキチッと守る必要があり、面倒な様でも
必ず動物病院で処方を受ける様にお願いします。  
                               imoko 

2018年10月22日月曜日

外耳炎になっちゃった。>てんてん

約3週間前に急に左耳を掻いたり頭を振るようになりました。


垂れ耳の犬にはお馴染み?マラセチアです。
みなさん耳の匂いを時々チェックしてますよね?
あの甘臭いような発酵臭、チョコレート色のべたっとした耳垢。

てんてんは立ち耳で通気性も良いし油断してましたが
考えると、この子は寝る時ほぼ左耳を布団につけて寝るんです。

で、こんな具合。


あんまり写ってないけど。

最終は、ちゃんと耳掃除を続けられなければ完治はしないので
炎症が治まったら耳掃除にトライが必要だけど
まずパセトシン(ペニシリン系抗菌薬)とステロイドで一週間
少し炎症が治まったのでステロイド切って1週間。

そのうちに何故か、てんてんのイライラが高まって夜は寝ない
同じ行動を繰り返す、全身掻き毟る…と変な行動が増加しました。

いつもはチキンベースのフードなのに、
薬を混ぜたビーフのウェットフードでアレルギーが出てました。 

3週間目はイトラコナゾール(経口抗真菌剤)
薬は今日まで、今から病院行ってきまーす。

                                imoko

ケージから脱出!>キキ&ロロ

少し前に三階建ケージに移動したのですが、昨夜みてみると…
キキロロはあれれ?

ケージの扉は全てカチっと閉まっていて
どのジョイントも飛んだりしていなくて
桟が曲がっているとか隙間が空いてるところもなくて
まるで密室⚫️⚫️!じゃないけど。

誰かに虐められてるとかもないし、そのまま撫でたりブラッシングもできたし
まっいいか。

とりあえず昨夜の画像を並べときます。
(様子を紹介しようと思ってしまうとブログが遠のく…いや言い訳です。)










2018年10月9日火曜日

キキ&ロロ3階建てへ。

スコティッシュのキャンディくんのお腹の調子に問題がなくなったので
ケージからフリーになって半月くらい。

体格の大きなキキ&ロロに3階建てに移動してもらいました。 
ちょっと景色が変わって戸惑っていて、兄弟お互いにシャーとか言うてました。


黒白ロロくんの目の前をスコティッシュのリョウくんが通ったので
シャー!と言うてみるロロくんと言われるがままのリョウくん。



キキロロは食べる事大好き。ケージの移動も入口を向かい合わせて
移動先の3階建てケージにご飯を置いたらスムーズに入ってくれました。
食欲はいつも通りです。



あなたたち譲渡会に行ってみる?

 ↑
この時の記事から半年経過しちゃいました。

キキ&ロロ兄弟♂5歳 去勢済
アドボケートによるノミ・ダニ駆除
CBC 全血算 (赤血球、白血球、血小板)  
生化学検査6項目:異常値なし
糞便検査(直接法&浮遊法):異常なし
3種ワクチン接種
ウイルス検査:猫エイズ・猫白血病ともに陰性

                                  imoko

第9回犬 猫 譲 渡 会・ 犬のしつけデモンストレーションのご案内

 #大阪 #豊中 #里親 #犬 #猫 #譲渡会 

豊中市保健所にて、恒例の犬猫譲渡会を行います。

平成30年11月11日(日) 14:00~16:00(受付開始13:40) 
※事前申し込み不要
14:30~犬のしつけデモンストレーション

豊中市保健所 (豊中市中桜塚4丁目11-1)

・参加者説明会及び講習会 ・動物との面談 ・犬の悩み相談会(無料)

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参加方法及び注意事項
・動物の譲り受けを希望する方は、14 時までに保健所 2 階講堂にお越しください。
  (時間に遅れますと、譲渡会にご参加いただけないことがあります。)
 ・動物の引渡しについては、各団体より後日改めてご連絡いたします。
 当日の引渡しはできませんのでご注意ください。
  (当日犬のエントリーがなく、猫のみのエントリーになる可能性があります。)
・ペットを連れてのご参加はできません。
・譲渡動物と触れ合う際は、スタッフの指示に従ってください。
・保護中にかかった医療費をご負担いただくことがあります。 
 
主催:★あにまるライフ豊中★
共催:()LUCALES、豊中動物愛護グループ、豊中しっぽの会、
  NPO法人日台親善支援協会、猫café calm
協力:豊中市保健所
 

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